相続法改正コラム

2020年11月14日

自筆証書遺言の新ルール-法務局の保管制度

  現在、遺言には、自筆証書遺言・公正証書遺言・秘密証書遺言の3種類があります。主に、自筆証書遺言・公正証書遺言の2種類が利用されていますが、今回改正があったのは自筆証書遺言のルールです。 自筆証書遺言…遺言者が自筆で書いて捺印して作成する遺言書 公正証書遺言…遺言者から嘱託された内容を元に、公証人が作成する... 続きはこちら≫

2020年10月29日

遺留分は金銭で-遺留分侵害請求権

  遺留分とは 遺言では、遺言者の意思を自由に表現でき、原則として、その意思は尊重されます。 よって、遺言でどの遺産を誰にどれだけ相続させるか決めておけば、その定めは法律の定め(法定相続分)より優先されます。 しかし、法律は相続人に対して、「最低受取額の保証」をしています。それが、「遺留分」です。 第1042... 続きはこちら≫

2020年10月24日

葬儀代に預貯金を使う方法-遺産分割協議前の引出し

改正法前の被相続人の預金の扱い 亡くなった被相続人の財産には多かれ少なかれ預金が含まれることが一般的です。あるいは、相続財産は預金のみという事もあります。 一見、「不動産や株というと扱いに困るが、預金なら助かる。」と感じるかもしれません。ところが、実際には扱いにくい側面を持っていました。 というのも、平成28年の判例に... 続きはこちら≫

2020年10月20日

配偶者に対する家の贈与に関する優遇措置

今度の相続法改正において「被相続人の配偶者の保護」は大きなテーマの1つになっています。 そこで、「配偶者居住権」に並んで新設されたのが、「居住に伴う不動産の贈与に関する優遇措置」です。 相続人となった配偶者について、家に関する特別受益の持ち戻しを制限することで、自宅に住み続けやすくする措置です。 特別受益の持ち戻し 被... 続きはこちら≫

2020年10月04日

配偶者居住権-残された者の居住権

1. 配偶者居住権とは 「配偶者居住権」は、2020年4月1日から施行されている新しい権利のひとつです。 この権利は、配偶者が「自宅の所有権を有さず、無償で居住する権利」です。これによって、残された配偶者の居住の権利と今後の生活の両方を実現することを目的としています。 なお、配偶者居住権には、「短期配偶者居住権」と「長... 続きはこちら≫